ボイトレにダイエット・痩せる効果はないと断言できる理由

ボイストレーニング

今回はボイトレとダイエットの関連性について考えていきます。

ボイトレ式ダイエットなどを行っているお教室や先生はいくつかいらっしゃるようですが、そのすべてを否定するわけではありません。

ボイストレーニングと何かしらのメソッドを絡めて体重減少に導く手法があるのでしょう。

今回はボイトレそのもののダイエット効果はほぼないということをお伝えしたいと思います。

そもそもダイエットとは

そもそもダイエットとは

ダイエットとは食事制限のことで、海外では食事制限以外のことでダイエットはあまり用いられません。日本での言葉の広まり方が少し特殊ということですね。

ですからボイトレはどちらかというとダイエットというよりは痩身や減量といった意味合いを持つと思いますが、今回は体重を減らすという意味でのダイエットということでお考えください。

ダイエットの基本「痩せるには食事制限」

ダイエットの基本「痩せるには食事制限」

ダイエット=体重を減らすことの基本は「食事制限」です。

摂取カロリーよりも消費カロリーが上回ることによってはじめて、身体が筋肉や脂肪を分解する状態になるのです。

つまり、どれだけ運動して動いても沢山食べていたらほとんど意味がないということです。

食べても食べても痩せないという人は、消費カロリーがその分多いということです。

また”食べている”というのも具体的にどのぐらいの量の食事を食べているかもわかりませんから、実際それほど食べていないのかもしれません。

ボイトレ・カラオケ・歌うことの消費カロリーは非常に少ない

ボイトレ・カラオケ・歌うことの消費カロリーは非常に少ない

消費カロリーはメッツという運動強度を表す指標が使われています。

安静時が1METsで、軽い散歩は2.5METs、クロールでの水泳は8METsと、安静時と比較してどれほどの運動強度か分かるわけです。ある程度の運動・活動の指標を国立健康栄養研究所などが発表しています。

立って歌うときのメッツはなんと2METsです。立って歌っても散歩以下の消費カロリーしかないわけです。

当然ですが、歌う時にダンスしたり身体を動かしたりするとMETsは変わってきますよ。推奨しませんがヘドバンし続けて歌ったらクロール以上の運動強度になるかもしれません。

カラオケの消費カロリーはあくまでも参考値

カラオケの消費カロリーはあくまでも参考値

カラオケの機種によっては歌い終わると消費カロリーが表示される機能が付いているものがありますが、これは曲の長さ・テンポ・声量・声を出している時間などから算出されています。

つまりどれだけ動き回っても関係ないということです(笑)

そのうち技術が進歩したら動いた分のカロリー消費も計算してくれる時代が来るかもしれませんね。

ボイトレにダイエット効果があるとするならば間食できないこと

ボイトレにダイエット効果があるとするならば間食できないこと

正しい姿勢を意識したボイトレと、正しい姿勢を意識しないウォーキングでは、正しい姿勢を意識したボイトレに軍配が上がるでしょうが、ダイエット効果を求めてボイトレするのであれば、散歩したほうがマシなレベルかもしれません。

ボイトレに体重減少効果があるとすれば、散歩と違って間食できないことでしょう。

また散歩は外を歩く必要がありますが、ボイトレは家の中でもできますね。

参考文献

独)国立健康・栄養研究所 作成:改訂版「身体活動のメッツ(METs)表」
出典 Ainsworth BE et al.:Med Sci Sports Exerc. 43(8): 1575-1581, 2011

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